就業規則作成の費用って付属規程も含めるとお高いんでしょう?

就業規則作成の費用って付属規程も含めるとお高いんでしょう?就業規則のほっとけない話

就業規則の作成を社会保険労務士に依頼した場合の費用は、下は3万円から上は数十万円までと開きがあるので一言で相場を言うのは難しいですが、敢えて言えば20万円程度の価格設定をしている社会保険労務士事務所が多いでしょう。

なぜそこまで価格に開きがあるのかの理由については下記「就業規則の相場が気になって夜も寝られない」をご覧いただくとして・・・

依頼するお客様の立場として、もう一つよくわからないのは、「それって本則のみの価格でしょう? 諸規程も含めたら結局とんでもない高額になるんでしょう?」という点ではないでしょうか。

実際に、賃金規程やパート規程など次々と付属規程分が加算され、最終的にけっこうな高額になってしまったというお客様の嘆きや不満の声は、社会保険労務士という仕事をしているとちょくちょく耳にする話ではあります。

付属規程も作成すればその分高くなる

当事務所の料金表から、本則を含む3つの規程の価格をご紹介します。

  • 就業規則本則… 200,000円(税別)
  • 賃金規程… 100,000円(税別)
  • 育児介護休業規程… 50,000円(税別)

なぜこの3つを紹介したかというと、就業規則の作成義務がある常時10人以上の従業員がいる事業所の場合、少なくともこの3つは必ず必要になってくるからです。

正社員以外の従業員(パート・アルバイトや有期契約の者など)がいれば、その者たちを対象とした規程(パート規程など)が必要になってきますし、退職金制度があるのであれば退職金規程が必要となってきます。

その他必要に応じて、継続雇用規程、出張旅費規程、慶弔見舞金規程、車両管理規程… と次々と必要になってくる場合もありますので、60万円、70万円…、場合によっては100万円以上の作成費用が掛かってくる可能性もあり得るわけです。

これらの諸規程は付属規程などと呼ばれ、別冊として作成することが一般的ですが、必ずしもそうしなければならないわけではありません。
ただ、全てを本則の中に押し込んで1冊にまとめてしまうと、ボリュームがありすぎて読みづらくなったり、改定の際の作業が煩雑になったりするので、やはりある程度は分けて作成する方が良いでしょう。

今まで一度も聞かれたことはありませんが、仮にすべて本則の中に押し込んで1冊にまとめれば本則の作成費用だけで済むのか? とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
少なくとも当事務所では、1冊にまとめても別冊に分けても価格は一緒です。おそらく、他の社会保険労務士事務所さんも同様だと思われます。
そのあたりは皆さまにご理解を頂いているようです。だから今まで一度も聞かれたことがないのでしょう。

いずれにしても、付属規程が増えれば、その分だけ作成費用は高くなるわけです。
これでは、せっかく就業規則をきちんと整備しようと思い立っても、依頼するのはちょっと尻込みしちゃいそうですよね。

就業規則あんしんバック

そこで、当事務所では、割安なセット価格で就業規則の作成をご提供しています。
名付けて、就業規則あんしんパック
お客様に、労務管理上の「あんしん」だけではなく価格面でも「あんしん」をご提供したいという思いを込めました。

就業規則あんしんパックでは、最低限必要な就業規則本則、賃金規程、育児介護休業規程の作成を基本セットとして300,000円(税別)でご提供しています。

さらに、この基本セットにご希望の3つの規程を加えたプラス3パックを400,000円(税別)で、基本パックに6つの規程を加えたプラス6パックを480,000円(税別)で、それぞれご提供しています。

プラス3パックの一例
通常価格プラス3パック
就業規則本則200,000円 基本セット
36協定、育児介護休業の協定など必要な労使協定の作成も含まれます。
賃金規程100,000円 
育児介護休業規程50,000円 
パート規程100,000円 ご希望の3規程(一例)
継続雇用規程50,000円 
社有車管理規程50,000円 
合 計550,000円(税別)400,000円(税別)
  • 労働時間制度の企画・立案、賃金制度の企画・立案、退職金制度の企画・立案、その他の制度の企画・立案等が必要な場合は、その内容や難易度に応じて別途料金がかかる場合があります。(別途お見積もりいたします)
  • 顧問契約割引もあります。
  • 就業規則あんしんパックの詳細につきましては、下記ボタンをクリックしてください。

プラス6パックで収まりきらない場合は別途お見積もりいたします。
いずれにしても、就業規則あんしんパックをご利用いただければ、かなり価格は抑えられるかと思います。少なくとも、当事務所でこれまでに60万円にも70万円にもなったという例は一度もありません。

安いに越したことはないでしょうが…

当事務所では、労務管理上の問題の未然防止と解決のためのコンサルティングサービスの一環として就業規則の作成を手掛けています。
そして、その対価としてふさわしい料金設定をさせていただいております。

お客様にとって「価格」が大事なのは理解しています。
できるだけ安く済ませたいというのは経営者としては当然に考えるところでしょう。
ただ、同時に、安かろう悪かろうでは意味がないともお思いではないでしょうか。

価格が大事とは言え、決してそれが最優先事項ではない。
最も大切なのは「何を・どこまで」やってくれるのかという点であり、それが自社のニーズに合致しているかどうかだと言えます。
それでいて価格面でも少しでも抑えられれば言うことなし。

就業規則あんしんパックは、お客様に、労務管理上の「あんしん」だけではなく価格面でも「あんしん」をご提供できるバランスの取れたサービスであると自負しております。